グローバルな挑戦

グローバル探究2019 in ロシア その2

本年度のグローバル探究2019 in ロシアは、2年生4名(豊田、富村、東郷、八木)と引率の木村で参加しています。

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ロシア滞在も4日目を終えようとしています。生徒たちは、疲れて日本が恋しくなっていると思いきや…ここでの生活をとても堪能しています(引率教員は出汁の効いた日本食が恋しいです!)。生徒たちの順応力に、脱帽します。

この研修での課題のひとつは言語です。英語でコミュニケーションをとりますが、「相手の言いたいことはわかるが、自分の思いを伝えることが難しい」、「自分の発音が悪く、聞き取ってもらえない」などの課題も見えてきました。多くの参加者はロシア語を話します。一方で、ロシア語を理解できない私たちにジェスチャーや優しい英語を使って必死に伝えてくれています。ロシア人の優しさに触れ、感銘を受けています。

コンサートホールの本気度もかなり高いです

夜には、コンサートホールに集まり、参加者が歌やダンスなどのパフォーマンスをしています。出身地域や国の民族音楽など文化の多様性があることを感じるよい機会となっています。また聴衆の盛り上がり方も日本とは違います。参加者の各自の文化やアイデンティティに誇りを持ち、それを表現している姿、聴衆がそれを尊重して受け入れている姿からは、多民族国家のロシアを感じるとともに、島前高等学校の魅力と同じような気もしました。

子どもたちの前のめり感がすごい

折り紙を英語で教えるってけっこう難しそうです

4日目(7/27)は、折り紙講座を開催しました。鶴や手裏剣、ハートなどの折り紙を、20名程度の子どもたちに教えます。参加してくれた子どもたちが楽しそうで、何枚も折っていたり、折り紙を持ち帰ったりなど好評でした。手裏剣を持ち、「ニンジャ」、「シノビ」などの日本語も聞こえてきました。「子どもたちが可愛かった」「折り方を教えるのが難しかった」「語彙力の大切さがわかった」など、今後につながる学びの機会にもなりました。期間中に第2回目も予定されているので、次の講座も生徒の成長が楽しみです!

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