グローバルな挑戦

Toshiba Youth Club Asia Vol.6に参加してきました(後編)

12月22日(日)~29日(日)の7日間でToshiba Youth Club Asia(以下、TYCA)に、本校の山本笑里(知夫村出身/2年)と吉里柚波(福岡県出身/2年)の2人が参加しました。

TYCAでは、ASEANのうち5ヶ国(今回Vol.6は日本、インドネシア、マレーシア、シンガポール、タイ、ブルネイ)から生徒が集まり、20年後を見据えた持続可能な社会(以下、SDGs)について学ぶ場となりました。共通言語は英語のみ。プログラム中の指示・講義等はすべて英語で行われました。(前編はこちらからご覧ください)

<Day 3〜4>

3つの講義がありました。環境ジャーナリストの枝廣淳子さんから、持続可能な社会とは・課題解決のための考え方について講義をしていただき、株式会社Governance Design Laboratory代表の石橋直樹さんからはテクノロジー(主にコンピュータの発展や先進技術等)についての講義、そして九州大学准教授の清野聡子さんからは、海に浮かぶプラスチックごみ、アジアの海流についての講義をしていただきました。その後、東芝未来科学館の見学もあり、技術の発展や科学的な実験を通してテクノロジーを学び、未来の社会で必要となるテクノロジーをSDGsに関連付けて考える機会を得ました。

発見したテクノロジーをチームで発表する様子

また、日本を包む文化として捉え、風呂敷の授業やLogy & Nomy Gameもありました。Logy & Nomyは人間と環境(EcologyとEconomy)を学ぶゲームであり、真に豊かに暮らすためにどうすればよいのかをゲームを通じて学ぶことができました。

風呂敷活用に関する授業

EcologyとEconomyを同時に学ぶゲーム

<Day 5〜6>

最終日に行うプレゼンテーションに向けて、各チームで準備をしました。引率者である英語科の夏井先生もサポートするため一緒に見学・活動をしていました。アジア各国から集まった人が協働しながらチームになり、言語や文化の違いを超えてひとつのことに取り組み、様々な意見が飛び交うこの時間が一番盛り上がっているように見えました。

<Day 7>

いよいよ最終プレゼンテーションの日です。各国大使も集まっていたので、生徒たちはとても緊張している様子でした。発表の後はフェアウェルパーティー(お別れ会)をしました。
濃密な1週間の体験と思い出を振り返り、学んだ様々なことを集大成として発表した達成感と、絆を結んだ仲間たちとのお別れを惜しんで涙を流していました。本当に素晴らしい1週間となりました。

最終プレゼンテーションの様子

最終プレゼンテーションの様子

このような素敵な機会を与えてくださった、東芝国際交流財団様、ASJA(アスジャ・インターナショナル)様、本当にありがとうございました。また、各国から参加していた生徒の皆さんにも感謝いたします。本当にありがとうございました。

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