日々の実践

海士中学校で本校2年の高本が授業をさせていただきました

24日(木)に高本亜梨紗(熊本県出身/2年)がご縁をいただき、海士中学生に対してキャリア教育のワークショップをさせていただきました。

当日は大きく2つの内容で行われました。
ひとつめはアイスブレイクとして、「情報を正しくとりいれて考える力が大切(メディアリテラシー)」の観点から2つのニュースを読み比べて、嘘のニュースはどちらかをグループで話し合って答えを出すクイズ形式のワーク。中学生に対して「全部鵜呑みにしないで、それって本当かな?と自分の頭で考えてみよう」というメッセージでした。(同じような授業を1年生の夢探究で実施しています)

ふたつめのワーク「自分の木をつくろう」は、これまで印象に残った3つの思い出を書き出し、その時の気持ちも思い出しながら、木の「葉っぱ」の部分に書いていきます。それらが木に貼られたあと全体を眺めてみて、自分が大切にしていることや価値としていることなど、共通点を言葉にし、「幹」の部分に書きます。このワークは、高本さん自身が中学3年生の時に経験して、「自分と向き合うことの面白さを知ったから、みんなにもやってみてほしい」という想いがあったとのこと。

中学生は、全体を通して楽しそうに取り組んでいました。
振り返りシートの項目が「どのくらい楽しかったですか?」となっていたのが島前高校生らしいなと感じました。

終えてみて、様々な反省点はあるものの、とてもいい経験をさせていただきました。これからプログラムをさらに磨いて、また機会があれば挑戦させていただければと思います。中学生の皆さん、先生方、本当にありがとうございました。

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