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中学生へのメッセージ

在校生インタビュー

写真:野村さんと米澤さん Q.まずは自己紹介をお願いします!

野村:福岡県出身、隠岐島前高校一年の野村世菜です。

米澤:北海道出身、同じく一年の米澤柊太です。私たちは二人とも「島留学」で島前へ来た島外生で、ヒトツナギ部に入っています。

Q.「島留学」って一言で言うとどんな感じですか?

野村:島前高校の特色とも言える地域と密接に結びついた学校生活を送っています!

米澤:僕は地元にいたときは地域に興味を持ったことなんてほとんどありませんでした。でも、島前に来てからは、部活や私生活の中で地域の方と関わる機会がたくさんできました。

Q.慣れない地域で不安はなかったですか?

米澤:僕にとっては島親さんが大きい存在です。島親さんというのは、県外から来た私たちの第二の親のような存在となることを引き受けてくれた島の方です。休みの日には島親さんの家に遊びに行かせていただいたり、お手伝いに行ったり、深く交流させていただいています。

野村:私もです!私の島親さんは隣島の知夫村に住んでいます。遊びに行くと「知夫村は村民同士で知らない人がいないくらい仲がいいんよ!」と自慢してくれます。私は知夫村の明るいところ、とにかく笑いであふれているところが大好きです。人口が少ないぶん人と人との距離が近く、村民みんなが家族のようで人の温かさを感じることができます。その様子を見ていると、私の心まであたたかくなってきてとっても幸せな気持ちになれます。

Q.違う島に遊びに行ったりもできるんですね!

野村:はい、ヒトツナギ部では、「ごみつなぎ」という活動をしています。三島に分かれてゴミ拾いをしながら歩くのですが、そこでも地域の方々との出会いがあります。島前高校のある海士町はもちろん、私の島親さんのいる知夫村、そして西ノ島町にもそれぞれに違った魅力があります。

Q.例えば、どんなところに魅力を感じているんですか?

米澤:たとえば、西ノ島は島前では漁獲量がダントツ一番で、摩天崖や国賀海岸などの観光名所もたくさんあります。でも、それよりも自慢したいのが人の魅力で、島の方がとても友好的なんです。西ノ島に住んでいる友達は、入学して初めて話したのにも関わらず不思議とすぐに仲良くなれました。

野村:私が感じる魅力は、地域の方々です。皆さんは身近にいる大人をかっこいいと思う瞬間がありますか? 私はこの島に来てから、そう思う瞬間がとても増えました。

米澤:地域の方は知り合いもたくさんいるので、僕らに色々な人を紹介してくれることもしょっちゅうあるので面白いです。

Q.例えば、どんな地域の方との出会いがあるんですか?

米澤:僕は、以前牡蠣の養殖の作業を手伝わせていただいたことがありました。漁師さんたちの作業が早すぎてついて行けず、結果的にお手伝いというより「体験」のような形になってしまったことがありました。でも、そのときに漁師さんたちからは、「最初からうまくできる奴なんていない。若い時から一生懸命やった経験をたくさん積んできたから今があるんだよ」と言って作業が早くできるコツを教えてくれました。その姿がとても男らしくて、温かくて、かっこよく見えたのが今も頭から離れません。

野村:一概に地域の方と言っても、全員が島で育った人ではありません。島前地域には私たちと同じように島外からIターンで移住してきた方々もいます。島にある会社に興味を持って移住したり、就職の際に島で働くことを希望してきたりと、新しいことにチャレンジする大人がたくさん集まっているのもこの島の魅力だと思います。こういう人たちに授業や部活動だけでなく、日々の生活の中でも出会うことができるんです!

Q.かっこいいと感じる大人が多いんですね!

米澤:そうですね。Iターンの方々も島出身の方々のかっこよさや温かさに惚れてきたという人が多いんじゃないかと思います。つまり、島外から来た高校生にとっては、同じように外から来ている人たちと島出身の方が、島のために一生懸命協力して働いている姿を身近に感じることができます。それは高校と地域の関係が深いからこそ感じられるんだと思います。

Q.そのような出会いの中で、どんなことを学んでいますか?

野村:地元にいたときには全く気付かなくて、島前に来てから気付いたことがあります。それは、一生懸命に何かをしている人はとてもかっこいいということです。当たり前と言われてしまうかもしれませんが、そんな姿が身近にたくさんあるということに高校生のうちに気付くことができたことをとても嬉しく思っています。

米澤:中学生の皆さんには「そんなことは知ってるよ!」と言われてしまうかもしれませんが、大人が一生懸命がんばっている姿を改めて意識して見てもらえると面白いと思います。そうすれば、ふと「かっこいい!」と思う瞬間が増えるんじゃないかなと思います。そういう姿を見に島前に来るのもいいかもしれませんね。

Q.では最後に中学生の皆さんに一言!

米澤:高校を決めるという大きな決断が待っていると思いますが、高校を卒業した時の自分がどんな人になっていたいかという意外と身近な「ゴール」を思って頑張っていって下さい!

野村:苦しい時も心が折れそうな時も“チャンス”だと前向きに考えれば、なんでも楽しくなります。とにかくやりたいことをやって、毎日笑顔で過ごせば何事もなんとかなります。

※記載されている学年等は掲載時点(2016年3月)のものです。