ファイル 2015-07-30 18 49 37.jpeg

前回からの続きです。

インタビュー・フィールドワークを終えた生徒たちは、中間発表を経て最終発表に臨みます。中間発表および最終発表では、(1)論理性:筋の通った内容であるか、(2)主体性:当事者意識を盛り込めているか、(3)多面性:多様な関係者やメリット・デメリットを意識できているか、(4)資源活用性:島の現状や、資源を活かせているか、(5)独自性:クリエイティブな発想であるか、(6)表現力:発表に表現力があるか の6点を意識して発表することが求められました。

福祉課題に挑んだチームは、『介護をお年寄りとそれを支える介護士の問題だけにしてはいけない』と主張しました。施設が小学校や中学校、そして高校と連携することで、介護士の負担を軽減するだけでなく、幼い頃からのふるさとでの介護体験を実現することで、将来の介護の担い手を育成できるのではないかと提案しました。

また、一方で提案した介護士育成には時間がかかるというデメリットを挙げ、それまでの介護士不足を解消するため、隠岐島前高校で実施している『島留学制度』をモデルに、『オープンひまわり(オープンスクールのような体験会)』や『帰省時の旅費補助』などで島外から介護士を募集する仕組みを提案しました。

海士町・社会福祉協議会事務局長の片桐さんからは、「提案にはまだまだ粗い部分があるものの、すぐに実践できるアイデアの提案もあり、これからの参考にしたい」とのコメントをいただき、また「自分の地域の福祉課題についてもっと調べてもらいたい。各地域に帰ったら色々な人と福祉の話をしてもらいたい」と宿題も出されました。

ファイル 2015-07-30 18 46 59.jpeg

最終発表に参加していただいた山内道雄海士町長からは、総評として「景観保護のチームが提案した『残す』ことに視点を置いた地方創生は大変興味深かった。私自身も『人を残す』ことにチャレンジしている』と述べられました。また、「素直な目で地方行政を見つめ、提案していただいたアイデアを明日から活用できるようがんばりたい」と決意を語られました。

全日程終了後は、海の幸をふんだんにつかったBBQにて再会を誓いました!