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株式会社鯖や代表取締役の右田孝宣氏がご来校!

9月15日(金)に、株式会社鯖や代表取締役の右田孝宣氏に、1・2年生を対象にご講演いただきました。ご講演は『サバが起こした奇跡のイノベーション 〜『とろさば』を世界ブランドに!〜』と題し、鯖一本で事業に取り組んできた経緯から、今後の日本の漁業が目指すべき姿についてお話しいただきました。

高校を4年間かけて卒業した後、英語が全くできないながらにもオーストラリアに飛び込み、手探りで事業を大きくしていった話しや、帰国後に挫折し、最後の最後に鯖の棒寿司にたどり着いた話しなど、等身大の右田社長をさらけ出して語ってくださいました。

講演の冒頭は「なぜ鯖を取り扱うことになったのか」というところから、徐々に話しは日本の漁業全体の話に。島に住む我々にとって馴染みのある漁業が抱えている課題や、未来についての話もしていただきました。

例えば、日本の畜産や農業はすべて「養殖」であるにも関わらず、漁業はいまだに「ハンティング(狩り)」をしている状況であることや(獲れる獲れないの差が大きい)、市場では売れないカタクチイワシや小さい魚を毎年およそ1,350億円破棄し(海洋汚染も進んでいる)ている話しなど、刺激的な内容も。日本は世界で最も魚を食す国民であるにも関わらず、現状としては輸入に頼っている状況で、漁業従事者の平均収入はノルウェーの10分の1程度とのこと。最後には、こうした課題を解決するには、離島で破棄している魚で練りエサをつくり、魚の養殖を進める取組が最も効果的であるというお話しもいただきました。

生徒からは、どのように会社内外で効果的なチームをつくっているのか?、英語ができない状況でどのようにオーストラリアで学んでいったのか?、など多くの質問が寄せられました。

最後には、開店時間を11:38(いいサバ)にするなど、『真面目にふざける』ことの重要性を説かれ、今を一生懸命楽しむことの重要性についても教えていただきました。

右田さん、ありがとうございました!