日々の実践

地域生活学Ⅰ・夢探究Ⅰ~仕事を知る(福祉・保育)~ 事前学習

仕事やキャリアについて視野を広げるとともに、福祉や保育分野における魅力や課題についての理解を深めるため、11月22日(金)1限目に海士町社会福祉協議会・ひまわりのご協力を得て、ケア・プロデュースRX組の青山幸広氏に講話していただく予定になっています。

その事前学習として12日(火)2限に福祉実習や保育実習を体験した家庭専門科目履修者の3年生10名が1年生に対し、その内容プレゼン発表しました。事前学習として3年生のプレゼンを聞いた1年生はゲスト講話に向けて福祉・保育分野に関する問い立てを行いました。プレゼン発表の中には、今後大学受験等でも重要となる「ポートフォリオ」の重要性についても話があり、1年生は先輩の話に耳を傾けていました。

<1年生の感想>

人によって注目点が異なっていた。2年間で小さい子どもとお年寄りとのコミュニケーションの仕方を学んでいて、相手に合わせて表情・声のトーン・言葉のチョイスを考えることが自分にもできるかを見直してみようと思った。まとめる力もついていて、1年生と3年生の力の差を感じた。

実習にたくさん行っているイメージだったけど実習の何倍もの時間を掛けて準備していることが分かった。園児や高齢者の方のために、それぞれあった遊びを考えて作っているのがすごかった。今日まで「さくらの家(海士町)」の存在を知らなかったけど、この島にそういう施設があると知ることができて良かった。園児もお年寄りの方もなかなか自分の思うようにできないことが多いと思うから相手の立場に立って考えていきたいと思った。

保育や福祉の仕事に将来就くことがなくても、実習を通しての経験が将来に役立つだろうという3年生の考えに驚いたと同時に「なるほどな」と納得できた発表だった。経験者の話を聞いてより一層保育士の仕事に興味を持った。

福祉や保育について体験する(行動に移す)ことでわかることがたくさんあるんだな、と思いました。経験をしてわかったことや改善点を次にどう生かして行くかを考え、もう一度行動に移すことができるようになりたいです(行動持続力)。3年生は改めてすごいと思いました。

自分たちが実際に体験して学んだことを具体的に話していた。質問にも丁寧に答えていて分かりやすかった。どこで何をしたのかなどを詳しく説明してくれて状況が把握できた。高齢者と園児で接し方が変わるんだなと思った。私も同じような体験をしてみたいと思った。

ポートフォリオ記載のポイントやなぜ必要なのかを経験談を入れながら伝えてくれた。記録の大切さを感じた。それから振り返りをきちんとしているから新しい気付きがあったり、見つけた課題を次に生かせるんだと思った。自分も繋げたり忘れないためにポートフォリオに記録をきちんとしたい。

<当日の様子>

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