日々の実践

島の教育「未来」会議(魅力化10周年記念行事)実施報告


今年、本校の魅力化プロジェクトがはじまって 10 年の節目を迎えるにあたり、10 月 26 日(金)の 5 ・ 6 限目を使って、全校生徒・全教職員が体育館に集合し、『夢探究(未来会議)』の授業を行いました。
授業には魅力化プロジェクトが開始したときの校長先生やコーディネーター、地域の方々にもご参加いただき、総勢250人規模のプログラムとなりました。改めて、本校が地域と共にある学校であることを痛感しました。

「夢探究」は未来会議の名の通り、当時を振り返りつつも島前高校や島前地域の「未来」について、大人も子どもも立場を越えて平場で共に考え、話し合いました。「島内生がもっと寮に住めるようになりたい」「いつまでも知夫村が残り続けてほしい」「10年後も卒業生として参加したい」など、様々な意見がかわされました。また、最後には理想の未来に向けて自分たちが今できることは何かを一人ひとりが考え、発表してプログラムが終了しました。

翌10月27日(土)は、海士町の中央公民館島民ホールにて、文部科学省や経済産業省、日本財団など様々な外部のゲストもお招きして、同様のテーマについて対話を深めていきました。本校からも数名の生徒が参加し、積極的に発言するなど、この10年の軌跡を改めて振り返る契機となりました。ご参加いただいた皆さま、改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。

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