日々の実践

1年生が「考えることとやってみることのバランス」について探究しました

25日(木)、1年生が夢探究の授業で「考えることとやってみることのバランス」について探究しました。

この日は毎年恒例となっているパスタタワー。20本のパスタとテープとマシュマロを使い、どのチームがタワーを一番高くできるかを競います。前回の授業でやった「主張と根拠」を意識しながらそれぞれのチームが工夫してタワーをつくりあげていきます。

白熱してきてだんだん立ち上がる生徒たち

最初は座って実践している生徒たちもだんだん白熱してきて立ち上がるように。各テーブルでは「時間がないよ!」「それよりもこっちのほうがよくない?」という声もだんだんと大きなものになっていきます。そして、この日は先生方もチームを組んで同じ課題に取り組みました。

教員チームの記録はなんとゼロ!

一番高く組み上げたチームは59cmでしたが、大切なのは最初の問いである「考えることとやってみることのバランス」を体感すること。生徒たちからは「考えることとやってみることをミルフィーユのように重ねていくのがいいと思った」や「想像している以上に考えることに時間を費やしてしまった」、「実践が大事と思って手を動かしたが、考える時間をもう少し取るべきだった」など様々な感想が寄せられました。

この問いに正解はありません。自分なりに、そしてチームメンバーにとって最適なバランスを見つけていってもらいたいと授業が締めくくられました。

生徒だけでなく、我々大人も「考えることとやってみることのバランス」を意識したいと思った一日でした。

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