日々の実践

1年生が市川力さんとともに Feel ℃ Walk しました(その1)

15日(水)、昨年度に引き続き、探研移動小学校を主宰する市川力さんとのコラボレーションによる夢探究Ⅰの授業が行われ、本校の1年生全員が参加しました。

今年度は例年行われている「歩こう会」が新型コロナウイルス感染症の影響で中止になるなど、生徒たちが授業時間に外へ出る機会がほとんどなかったため、あいにくの空模様でしたが、体育館前に集合する生徒たちはこれから何が始まるのかと目を輝かせていました。

体育館前に集合すると、市川さんのご紹介もそこそこに「これから行うのはフィールドワークではなくFeel ℃ Walk(感じる温度を上げるために歩く)です」ということが説明され、市川さんからは「すごいモノを見つけてこなくていいから、『なんとなく気になるモノ』を見つけて写真に収めてくること」といったルールの説明があり、ものの数分で生徒たち(教員チームも!)は海士の町中に散っていきました。

心の赴くままにFeel ℃ Walkのスタート

教員チームが見つけた「気になる」。よく見ると海士の文字が「土」に。

どんな「気になる」について話しをしていたんでしょうか

1時間後、誰一人遅れることなく戻ってくると、体育館で振り返りです。

『山を登っていくとお墓の裏で椎茸が栽培されていた』
『道を決めるときに棒を倒して決めていたが、どんな棒が一番適しているか』
『河がないはずのところから水の流れる音が聞こえてきた』

など、マイクの回ってきた生徒は思い思いに自分の見つけたモノについて語ってくれました。

今日はここまで。翌日に振り返りの授業を行うため、撮った写真の中からとくに気になった3枚を選び、コメントをつけるというホームワークが出され、この日の Feel ℃ Walk はお開きになりました。我々教員チームにとっては、翌日の授業展開も本当に楽しみです。

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