日々の実践

「この島で仕事をつくる」をテーマにゲストトークを実施しました

22日(木)に夢探究Iの授業で、「この島で仕事をつくる」をテーマにゲストトークを実施しました。

この日のゲストは、西ノ島町の大山地区でカフェTAKUHIを経営する小松倫世さん、海士町で有機農業やナマコ加工業などを営むみやざきサービスの宮崎雅也さん。当日はそれぞれの取り組みや、その裏側にある工夫や想いについて、各自が事前学習で学んだ内容も活かしながら対話を重ね、産業の視点から島前地域の魅力と課題について理解を深めました。

ナマコ料理、みんなでおいしくいただきました!

宮崎さんからは事前にナマコ料理を提供いただき、生徒たちも本物に触れたことでよりアイデアが膨らんだようです。なかにはナマコの美容効果に着目し、「ナマコパック」などの活用方法を考えるチームもありました。

小松さんからは、土日は営業していないカフェスペースの有効活用について高校生と一緒に考えたいという話題提供があり、こちらもたくさんのアイデアが出ました。ゲストトークの中では、「カフェはどのようなお客さんをターゲットにしているか?」や「客層の島内外のバランスは?」などの質問があり、そこからカフェが島の人にとっての居場所になっていることにも、改めて気づくことができました。

ゲストトークの振り返りでは、「お二人ともたくさんのことを試しているんだなと感じた」、「発想力と行動力がある」、「自分のやっていることが好きなんだな、ということがお話から伝わってきた」、「このような大人の人がいることが島の魅力だと思う」など、それぞれが思い思いのコメントを残していました。

授業終了後も質問が途絶えませんでした

今回は、英語の授業で学んでいるカンボジアの女性起業家の方のストーリーや、数学の論理的思考などの視点も意識しながら授業づくりを教科横断で行い、ゲストトークでは教職員だけでなく生徒からもインタビュー役を募り、みんなで授業をつくる試みにも挑戦しました。

生徒の皆さんお疲れさまでした。そしてお越しいただいた小松さん、宮崎さん、今回は改めて貴重な機会を本当にありがとうございました。

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