日々の実践

としょかんフェスティバルに参加させていただきました

10月24日(土)に海士町の『としょかんフェスティバル』に参加させていただきました。

高校生は読み聞かせ、ステージ企画、販売のお手伝い、展示物など様々なかたちでの参加となりました。読み聞かせを担当した生徒は、事前に本を探し、自分の想いをもって1冊の本を選びました。当日は緊張した様子でしたが、ゆったりと語りかけるように物語を読み、子どもも大人も聞き入る姿が見られました。

ステージ企画の生徒たちは、自ら楽器を演奏し、ステージから歌や音楽を届けていました。ギターを互いに演奏しながらハーモニーを奏でる二人組、初演奏で緊張しながらも圧巻のピアノパフォーマンスを見せた生徒、ベテランの3年生はキーワードを観客からもらい即興で作詞・作曲し会場を盛り上げ、生徒一人ひとりの個性が輝いてみえる素敵な時間となりました。

他にも、スイーツやパンの販売で、地域の方々と会話を楽しみながら販売する生徒、絵や標本の展示で参加する生徒など、様々なかたちでフェスティバルに関わりながら、自分自身を表現するいいきっかけをいただいたような気がします。ある生徒はこのフェスティバルをきっかけに、「もっと音楽で地域と関わってみたい」という新たな挑戦を目指す声も聞こえてきました。

地域の中で自分自身の価値を見いだす機会は高校生にとってとてもありがたいことです。としょかんフェスティバル実行委員の皆さま、改めてありがとうございました。

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