3日（火・祝）文化の日に三燈寮で、「100万人のクラシックライブ」よりピアニストの松橋朋潤さんとヴァイオリニストの田中季々さんにお越しいただきクラシックコンサートが行われました。

隠岐島前三町村（西ノ島町、知夫村、海士町）は、東京オリンピック・パラリンピックでミクロネシアのホストタウンをつとめています。ちょうどこの日はミクロネシアの独立記念日であったため、開演曲はミクロネシア国歌を披露していただきました。他にも「ハンガリー舞曲」や、モンティの「チャルダッシュ」、「情熱大陸」など馴染みのある曲から、本場のクラシックの曲まで幅広いものを45分にわたり演奏していただきました。

最後のアンコール曲ではこの日のために、いま話題沸騰中の「鬼滅の刃」のテーマ曲である「紅蓮華」を演奏してくれるなど、クラシックを高校生にも身近に感じてほしいという演奏者の方々の想いがたくさん詰まった演奏会となりました。

終演後は、感動の余韻に浸りしばらく座ったまま立ち上がれない生徒もいる程で、「いろんなコンサートに行ったことがあるけれど、こんなに近くでプロの演奏を聞いたのは初めて」、「とても感動した。またこんな機会を自分たちでもつくりたい」といった声も生徒から上がっていました。音楽からパワーをもらった高校生たちのいい表情も印象的でした。

生の音楽に心身共に癒されたとてもすてきな時間でした。100万人のクラシックライブの皆さま、演奏してくださった松橋さんと田中さん、本当にありがとうございました。