日々の実践

御波地区のイルミネーション設置をお手伝いしました

本校生徒2名が、海士町・御波(みなみ)地区の地域の方と共に、御波地区初となるイルミネーション設置をお手伝いしました。レポートは参加した高校生から届きました。

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13日(日)、海士町の御波地区でイルミネーションの点灯式をしました。イルミネーションのテーマは『温かさ』でした。冬は雪が降り極寒な隠岐に、あたたかいライトの力で寒い体をほっと温めることのできるような、温もりのあるイルミネーションを作ろうと計画してきました。

11月半ば頃から動き出したので時間が限られていましたが、デザイン案を作成するところから実際の取り付けまでの全ての工程に関わらせていただきました。作業をしていく中で、私たち高校生がイルミネーションの取り付けをしている姿を見て、地元の方々からは「がいなことだ!!」と完成を心待ちにしてくださっていたことがとても嬉しかったです。

個人的には、作業の休憩時間や終了後に、地域の方々のお宅に上がらせてもらい、みんなでコタツに入りながらお茶とみかんを食べてテレビを見ている団欒な時間は、本当に心がほっこりしました。テープライトやロープライト、つららライトやトナカイなどなどたくさんのイルミネーションを設置させていただきました。

12月13日の点灯式には御波地区の13人の方々が参加してくださいました。地区の皆さんが作ってくださったホットミルクとクッキーを食べながらイルミネーションの感想を話し合い、記念撮影をしました。

地域の子供たちはイルミネーションのスイッチを押しては光り方が変わるのを見て楽しんでいました。イルミネーションを見てほっこりしている御波地区のみなさんの笑顔は忘れられません。そして、「頑張ってきて良かったぁ」と心から思った点灯式でした。失敗あり、成功ありのイルミネーション取り付けでしたが、御波地区の方々に喜んでいただける温かいイルミネーションを無事作り上げることができました。来年も再来年も温かい光を広げて行けたらいいなと思います。

今回発案してくださった御波地区の井筒さん、送迎と作業をしてくださったハウスマスターの小谷さん、御波地区の方々へ点灯式の声掛けをしてくださったコーディネーターの新立さん、そして御波地区の皆さん、本当にありがとうございました。

(1年 廣瀬惟來)

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御波地区のイルミネーション設置は、今年高校生が地域で作成する3件目のイルミネーションで、地区の皆さまと共に活動をできるありがたさを感じています。改めて、お世話になった御波地区の皆さま、本当にありがとうございました。

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