日々の実践

16日(木)、1年夢探究で「新しい観光」を探究しました

16日(木)、1年生の夢探究の授業で「新しい観光」を探究しました。

2学期前半の1年夢探究は、4回のゲストトークを行います。

ゲストトークでは、島前地域にあるテーマを、複数教科の視点から考察し、「問い-仮説-検証」の探究サイクルを学ぶ、ということをやっていきます。

第1回にあたる今回は、「海士町における新しい観光とは?」という問いに対し、

①観光に関わる海士町の方(観光協会事務局長:波多努さん、和泉荘:和泉ちをりさん)のクロストーク

②海士町の観光に関わる新聞記事などの資料(地歴)

③海士町の様々なデータ(数学)

の観点から仮説とその根拠を出していきました。

また、それぞれの仮説について、共有していきました。

共有の場には、ゲストのお2人にも入っていただき、議論を深めました。

生徒からは、

「今現在の観光状況しか知らなかったので、ゲストトークを通じて昔の観光状態だったり離島ブームについて詳しく知ることができました。また地歴や数学の資料を活用して、島前地域の人口の分布や年齢層、どこの地域から観光客が来ているのかなどを知ることができました。更に、グループで話しているうちに自分の意見を深く考えたり、全く違った視点での意見により考えさせられたりしました。」

「私は昨年オープンスクールで隠岐に来た時、泊まった民宿で人がとっても温かく出迎えてくださりそれにすっごく惹かれました。そんな素敵な民宿が少なくなってきているというお話を聞いて悲しかったです。何か出来そうなことがないかまずは自分で実際に足を運んでみてお手伝いしつつ、少しずつでもお話を伺えたらいいなと思いました。観光と聞くとなにか大きな事をしなければと思ってしまいがちですが、身近なところから沢山の人と対話をして島の良さである人の良さにたくさん触れることからでも始めてみるのが大切だと感じました。」

などの感想がでました。

 

また、ゲストのお2人からは、

「観光について改めて考えて、気づきもあっていい時間だった。」

「これからは若い人の時代なので、皆さんが盛り上げていってほしい。海士町をよろしくお願いします。」

とコメントをいただきました。

 

第2弾は来週の23日(木)に行います。生徒と共に学びを深めていきたいと思います。

 

波多さん、和泉さん、ご協力ありがとうございました。

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