日々の実践

3日(水)、高校生カフェ「スイミー」を開催しました

3日(水)、豊田地区の海の駅松島で高校生カフェのイベントを開催しました。

前回の7月に続き第2弾、今回は海士の食材を使ったお弁当、スイーツ、ドリンクを提供しました。人々の交流をうみだす、地消地産の促進をテーマに今回もイベントを開催し、当日は大盛況でした。

メインチーム(お弁当)、デザートチーム、ドリンクチームの3チームに分かれ、まずは食材を実際に足を運んで生産者さんから頂くところからスタートしました。秋の海士町の食材は「かぼちゃ、さつまいも、いか、しいたけ、新米」などがあり、3チームがそれぞれの食材を使って何度も試作をし、メニューを考案しました。

メインチーム(お弁当)からは、いかとさつまいもと新米を使用し、「いかしゅうまい、麻婆芋、新米」が入った『海士まるごと弁当』。

デザートチームからは、かぼちゃを使用した『松島パンプキン蒸しパン』。

ドリンクチームからは海士町の名物である「ふくぎ」を使用し『ふくぎ茶ミルクティー』。

当日はユニフォームを身にまとい、チームとしてイベントを盛り上げました。12時からのスタートにも関わらず、スタート前から行列ができていました。オープン前のショートミーティングではリーダーの岩永から「自分たちから積極的に声をかけて、関わりを大切にしよう!作っていこう!」という声掛けがありました。

スタートしてからは準備していたお弁当50食が跳ぶように売れ、開始30分で完売してしまいました。その後のスイーツもドリンクも大勢の方に楽しんでもらい「いかしゅうまいのアイディアがいいね」「ふくぎの香りが落ち着く」などのたくさんの嬉しい声が生徒に届いていました。生徒達も今回のイベントではこれからも関わり続けられる関係の始めの一歩を踏み出すという目標に対し、最初は戸惑いながらもアンケートを通してや、お食事の感想を聞きに行くなどして積極的に関わりに行っていました。

今回のイベントを企画した生徒の振り返りでは、「食材を提供してくださった生産者さんもお越しになり、高校生のつくった料理を褒めていただき、これまでの試作で大変だった苦労も報われた。」「前回よりも自分から積極的に話しかけることができた。」「全体を見て動くことの大切さを学んだ。たくさんの人の笑顔が見れて、がんばってよかった。」という声がありました。準備期間から多くの壁に立ち向かった生徒達は、イベント運営の大変さと達成感や喜びを肌で感じることができました。

イベント運営や食事のアドバイスをしてくださった原喜子さん、一緒にイベントを盛り上げてくれたつなかけさん、カオコイcoffeeさん、海の駅松島さんなど、関わってくださった多くの皆様に感謝いたします。

 

今回のイベントを通して学んだことを、次の機会に役立ててくれることを願っています。

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