日々の実践2022年11月8日 (火)
2年生の研修旅行まで残り一週間をきりました
本校2年生の研修旅行まで、一週間をきりました。
コロナ禍の前は、シンガポールに行っておりました本校の研修旅行ですが、コロナ禍では、一昨年度に島前地域内、昨年度には県内での研修となりました。検討の結果、今年度の研修旅行でも海外研修は実施せず、東北・東京に行く予定です。
14日(月)〜18日(金)で実施される研修旅行では、以下のような内容で実施する予定です。
【目的】
①隠岐島前地域の外に飛び出して、人の営みを通じた現地の自然・歴史・文化・産業・価値観等に触れることにより、島前地域やふるさとを見つめ直す機会とする。
②仙台・東京を訪問し、現地の人々との交流や異文化との接触を体験することにより、「多様性」や「協働性」について新たな発見や感動を促す機会とする。
③これまでのローカルでの課題研究の成果と課題を発表することで、よりグローバル(隠岐島前地域外の実践者や世界の諸課題)な視点で自己や世界を捉え直し、グローカルなフィールドで活躍しようとする意欲を喚起するとともに、自己が進める課題研究に関する新たな課題や気付き、次への行動指針を得る機会とする。
【行程】
(1) 11月14日(月) 県内研修
目的:隠岐島前地域では見学が難しい視察を通して、「第2次産業」・「ものづくり」の観点から、地域 に根ざした産業の強みを学ぶ。
・受入内定:出雲村田製作所、島根富士通、島根大学次世代たたら協創センター
(2) 11月15日(火) 東北芸工大研修
目的:隠岐島前地域における、課題解決・価値創造の探究・実践活動(夢探究)の中間報告を通して、今後の活動に向けての「問い」や「地域づくりに関するヒント」を得る。
・大学生に対して発表。
・発表後の質問は手短にし、後に大学生からのフィードバックや対話を行う。
(3) 11月16日(水) 気仙沼研修
目的:防災・復興の観点から、現地の方々との対話等を通じて街づくり・地域創生について考察す
る。
・東日本大震災遺構・伝承館見学、気仙沼市役所元復興担当者との対話、グループ別 Feel 度 Walk&Talk 等を交えた複数のプランで実施。
(4) 11月17日(木) 東京研修
目的:自分たちでテーマを設定し、それを探究する1日探究企画を実践する。
(5)11月18日(金) 移動日
また、(1)〜(3)の内容については、生徒と学年部の教職員・コーディネーターでチームをくみ、内容の企画や準備を頑張っています。
(2)の東北芸工大での夢探究の中間発表に向けて、受け入れ側の大学生に、島前地域や島前高校、夢探究についての紹介動画を作成し、送りました。
(2)中間発表に向けて練習する様子
(3)の気仙沼訪問について、受け入れ側のコーディネーターの方と企画内容について打ち合わせを重ね、細部までこだわった企画を練っています。
いよいよ研修旅行まで一週間をきりました。出発までにできることを準備して、研修期間中は、安全・健康に過ごしながら、思い切り学び、楽しむ研修旅行にしていこうと思います。