日々の実践

2年生の夢探究での実践結果を受けて通学路が改善されました

2年生の夢探究での実践結果を受けて、学校が通学路を改善しました。

1年次から1年間かけて実践してきた夢探究で、「島前地域の夜道は想像以上に暗く危険」という地域課題に着目し、実際に蓄光塗料を塗るなど試行を続けてきたチーム(波多、山口、後藤、藤井)の提案および実践結果を受けて、学校が通学路を改善することができました。

このチームは、夜道で転倒や落下するなど危険な目に遭った人が多いことに着目し、夜道の危険箇所を改善することに取り組んできました。当初は、危険箇所に街灯を設置することや、危険箇所の溝に蓋をするなどの提案を考えていましたが、想像以上に予算が必要になること、島前の暗闇があるからこそ星空がきれいに見えるため、その景観は保護したいなどの観点から、試行錯誤を続けてきました。

様々な紆余曲折を経て(こう書いてしまうと陳腐になりますが、本当に大変な紆余曲折がありました)、最終的には、安価でかつ自分たちで試行ができそうな蓄光塗料に着目し、学校周辺の通学路で同様の課題を抱えていた学校事務と協働することで予算を確保してきました。今回、その試行結果を受けて、まずは通学路上の危険な箇所に塗装する運びとなり、結果的には、生徒自身が自分たちの通学路の安全を確保することができました。

今後、港周辺など海沿いの危険箇所にも塗装することを検討しているようで、もしかしたら地域内の様々な場所で蓄光塗料の活躍が見られるかもしれませんね。

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