日々の実践

第0回卒業生『火の集い』が開催されました

8月17日(土)に卒業生企画による『卒業生のための火の集い』が開催されました。
この企画は、若くしてUターンした卒業生有志3名によって企画され、それを支える形で6名程度が事務局となり準備を進めてきました。当日は、卒業生が約30名程度、そして卒業していった魅力化スタッフが数名参加し、懐かしい顔ぶれでフォークダンスを踊りました。

前日準備

17日の午後からは『島探究』(夢探究のようで夢探究でない、夢ゼミのようで夢ゼミでない)をワークショップ形式で行いました。テーマは、『10年後、島前地域は、そして自分自身はワクワクしているだろうか』。Uターンしたメンバーが登壇し、10年後のそれぞれの未来についてアツく語りました。その後、参加者も10年後を絵で描くことに挑戦し、共有しました。誰も予想のつかない10年後への想いを馳せ、一喜一憂のある時間となりました。

NHKの取材も入りました

夕方からは、参加者全員で火の集いとBBQの準備をしました。高校生だった時代には火の集いの準備をしたことはなく、改めて先生方のご苦労やありがたさを感じる機会となりました。大量の木は親戚の方にいただいたりして、なんとか揃えることができました。元々は校庭での実施は難しいのではないかと考えていたようですが、高校側からも「卒業生が帰ってくるなら校庭で再現したらいい」と提案があり、校庭で実現できることになりました。

BBQから参加するメンバーも多く、この時点で30〜40名程度になりました。地元に帰ってきて就職している人、お盆に合わせて帰省した人、この「火の集い」のために進学先から帰ってきた人、すでに魅力化プロジェクトを離れ全国各地で活躍している人、もう卒業は40年前という人、上は50代後半から下は2歳まで様々な方々にお越しいただきました。

夕日をバックに櫓が組み上がりました

BBQをひとしきり楽しんだ後は、お楽しみの火を囲んでのフォークダンスです。当時、生徒会長を務めた大野希君が火を持って入場し、これまた当時生徒会長でこの火の集いを「復活させた」家督会(OBOG会)副会長・大野忠志さんに火が渡り、一人ひとりが「青春」の火を掲げました。

「儀式」が終わった後は大火を囲み、拙い記憶を頼りながら、懐かしの4曲を踊りました。この頃には火の集いをひと目見ようとギャラリーも集まっていました。へとへとになりながら、足がもつれながらみんなで踊ったフォークダンスは一生の思い出になりました。

開催にあたっては、家督会関係者・学校関係者をはじめ、多くの方々に様々なかたちで支えていただきました。改めて御礼申し上げます。来年度も8月に開催する予定のようです。卒業生の皆さんは、ぜひ8月に大火を囲んでフォークダンスを踊りましょう!

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