部活動

令和7年度 島根県高等学校軟式野球春季選手権大会に参加

4月26日(土)に浜田市野球場で軟式野球春季選手権大会がありました。 初戦は昨年の秋季中国大会で倉敷工業高校、広島商業高校など名門チームを破って中国地区チャンピオンに輝いた浜田高校との対戦でした。特に2回裏に浜田高校の攻撃を0点に抑え、この回をみんなで守り切った場面が印象的でした。その喜ぶ姿は感動的で、島前高校のチームの明るさや失敗に屈しない前向きな姿を選手たち一人一人の声や表情から感じ取ることができました。円陣を組んでみんなで浜田高校を0点に抑えた頑張りをみんなで讃えあうことができました。このチームの特徴が出た一番の収穫場面であったと思います。

一方で、体験入部段階の生徒や初心者の多いこのチームが10点献上でも5回コールドではなく、王者浜田高校と6回まで戦えたこともよい勉強の機会となりました。今後の課題として野球の基礎・基本や守備力の向上など始め、克服しなければならないことはたくさんありますが、みんなで明るく積極的な楽しい野球ができることを願っています。

第2試合は、隠岐水産高校と対戦しました。特に3回の攻撃で、積極的な走塁が2得点に繋がったことです。野球ではよく走攻守と言われますが、積極的な走塁がとても大事なことを学んだ場面でした。点取りゲームの野球の試合でこのチームが2点を取ったことは隠岐水産戦での収穫でした。今後はいかにして得点していくかみんなで考えて実践に繋げていかなければいけません。野球は芽が出て、膨らんで、花が咲いて、実をならして初めて得点に結びつく競技です。この春季大会で、今後の伸び代が最もある可能性があると言われた島前高校。次の高校総体へ向かって一人一人が個人の力を伸ばし、全員でまず1勝が味わえるよう前進します。

この大会を機会に仮入部で体験した3名が正式に入部することになりました。3人のおかげで春季選手権に出場でき、上級生はとても3人に感謝していました。そして進路等が重なり今回参加できなかった2名の3年生を加えて、12名の選手と2名のマネージャーが正式に入部し、隠岐島前高校軟式野球同好会は船出をします。次は高校総体、そして本番夏の選手権へと高校野球の青春の舞台はいよいよ盛り上がっていきます。3S(Speed,Start,Strike)の大切さを胸に、これからも頑張りましょう。いざ、青春の舞台へ !

(文責:重谷 光生)

 

【1試合目】

1 2 3 4 5 6
隠岐島前
浜 田 1× 10

投手:新渡戸、内田、加藤 ― 捕手:辻

【2試合目】

1 2 3 4 5 6 7
隠岐島前
隠岐水産 ×

投手:新渡戸 ― 捕手:加藤

この記事をシェア