日々の実践

20日(火)、2年生向け歴史総合の研究授業が実施されました

日本史Bと世界史Bに代わり新設された「歴史総合」という科目が高校にはあります。

日本史と世界史の双方の歴史的事件を横断的に取り扱いつつ歴史学のものの見方、考え方の定着を狙った科目です。(先生たちにとっても難しいです、、、)

 

今回2年生で実施された「歴史総合」は本校の清山先生による「苗字と明治維新」と題した研究授業となりました。

実はこの授業、生徒からの問いをヒントに創られた授業です。

生徒から寄せられた「苗字って何であるんですか?」という素朴な疑問にピンときた清山先生が「明治維新の起こった時代に迫る」切り口として生徒からの問いを採用して実現しました。

 

「明治時代になって国民に苗字を義務付けられたことは、国民・国家それぞれにとって、どのような意味を持つのか?」という問い(大学共通テストみたい)をもとに生徒は「国民視点」と「国家視点」のグループに分かれ資料から時代を読み解くワークに取り組みました。

研究授業として公開された本授業には、教科の枠を超え多くの先生方が見学にお越しになりました。

 

授業後の生徒からは「授業があっという間に感じた!」「面白かった!」「明治維新と市民革命って全然違いますね。」などの声が聞かれました。

 

清山先生、挑戦的な授業づくり本当にお疲れ様でした。

 

本校では、これからも”教員の学び合い”、”より共創的な授業”に取り組んで参ります。

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