日々の実践

17日(水)、1年生の初めての夢探究授業がありました

 はじめに、夢探究の授業で大切にしたいこと、次に、特に1学期に重要視したいことの説明がありました。

1学期の1年生の重点目標は「協働性」。

異なる価値観を受け入れながら、自分の意見を表現し、共に創ることのできる仲間になっていきましょう、という言葉をキラキラした表情で聴いている生徒の姿が印象的でした。

協働性のなかでも、今回の授業で取り上げられたのは「対話力」。

授業中盤からは、教員も交えて対話のワークに取り組みました。

ペアで対話するワークの、最初のお題は「好きで好きでたまらないことは何?」

初めて話す同級生とも、好きなことを話題にするとすぐに盛り上がります。

野鳥観察が好きな人、海に潜るのが好きな人など、面白そうな話が四方から聞こえてきました。

一度目の対話ワークを終え、どのような姿勢や態度が「話しやすさ」につながるのかを皆で考えました。

「共感を示すこと」「アイコンタクト」「あいづち」「質問を重ねること」など、大切な要素が、手を挙げた生徒から出てきました。

みんなで共有した「話しやすさのコツ」をふまえて、二度目の対話ワーク。お題は「これだけはゆずれないこと」。

話してみると、意外な意見がでてきたり、自分と異なる価値観が垣間見れたり。ほんの短い時間でも、対話で相手を知ることの面白さや奥深さを感じるワークとなりました。

 

この授業で感じたこと、気づいたこと、「できるようになった!」と思ったことを、ぜひ授業以外の日常の中でも活用し、この先の高校生活を実りあるものにしてもらいたいです。

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