日々の実践

自宅生の寮体験が終了しました

学校経営目標推進プロジェクト「越境プロジェクト」の取り組みとして、自宅生の学校寮体験(島内生徒が自宅から寮生活へと越境できる機会)を実施し、1年生1人、2年生3人の計4人が約1ヶ月間寮生活にチャレンジしました。

1ヶ月という限られた期間ではありましたが、住み慣れた自宅を離れ、同級生や先輩・後輩と共に過ごすことで様々な気づきがあったようです。特に普段接点のない他学年の生徒と交流する機会ができたことで、交友関係が広がったと感じる生徒が多かったようです。

寮では洗濯をいつするか、日課で決まっている時間までにどう動くか、欠食表を前の週に提出しなくてはいけないなど、先の予定を見通して動く必要があることから、自立心を養う経験にもなりました。

また、寮体験期間がテスト期間と重なっていたことから「周りの友だちが一生懸命勉強していたので、自分も学習に集中できた」「同じ部屋の人と一緒にテスト勉強ができた」など、前向きに学習に取り組めたとの意見もありました。

保護者からも「朝食を食べるようになった」「日頃あった生活面での甘えがなくなり、少しなりとも自分で取り組むようになった」といったコメントをいただいており、体験後の自宅での過ごし方にも良い変化が生まれているようです。

4人の自宅生をあたたかく迎え入れてくれた寮生たち、今回のチャレンジを応援してくださった保護者の皆さまに改めて感謝します。ありがとうございました。

今後も、寮における越境機会を創出し、生徒が暮らしから学ぶ場を広げていきます。

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