日々の実践

3月9、10日(月・火)  消費者教育に関わる教科横断授業を行いました

3月9日(月)、10日(火)、1年生を対象とした公共の時間で「消費者問題」を学習内容に、教科横断授業を行いました。
単元の目標は、「消費者や事業者双方の視点を持って、自立した消費者になるために必要なことを考える」でした。従来の社会科の授業では、消費者視点の授業が行われるケースが多かったため、事業者視点も取り入れ、自立した消費者として活動をしてほしいとの思いで、この授業を展開しました。
まず3月9日(月)は、地歴公民科の飯野先生、家庭科の久保田先生、商業科の名目良先生が授業を実施しました。授業では、契約に関するクイズを行って契約とは何かを考えることから始まりました。そして、ロールプレイングを通して、契約に関するトラブルを回避する方法を考えました。これらの内容については、家庭科においても同様な内容があり、家庭科の視点も踏まえて授業を展開しました。そして、消費者主権の確保と企業側の視点について商業科の教員が授業を行いました。そして、消費者権利の内容をまとめ、最後に消費者権利を守るために自分ができることは何かを生徒に考えてもらいました。

続いて、3月10日(火)には、地歴公民科の飯野先生、理科の鶴原先生が授業を実施しました。授業では、消費者問題の事例の一つ「茶のしずく石けん」を取りあげ、小麦アレルギーが発症した理由を生物の視点で考えました。これは免疫分野と関連しており、既習知識と結びつけて考えることができる内容でした。その後、消費者を守るために法がどのような役割を果たしているかを学びました。
今回の授業を踏まえ、生徒からは「限定や無料など落とし穴になるような言葉に気をつけることが大切だなと思いました」「理想的な消費者になるためには、消費・貯蓄・収入のバランスを取り、適度な貯蓄活動と、計画性のある消費活動が必要」などといったコメントがあり、消費者である自分自身が批判的思考力を働かせ、計画的に消費することの大切さを学ぶことができたと思います。
今後も教科横断的な授業に取り組み、教員・生徒が共に学び、高め合えるような授業を作っていきたいです。

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