日々の実践

「夢探究Ⅲ」で3年生が自分自身の進路について探究しました

2日(火)に「総合的な学習の時間(夢探究Ⅲ)」の授業が行われ、生徒たちは今回も3つのコースに分かれて参加しました。

就職コースでは、労働基準法について学んだあと、求人票の中の「賃金」・「年次有給休暇」にとくに注目しながら、「働く」とは事業主と自分の間で労働条件を取り決めることから始まり、その内容を書面で確認することが大切であることを学びました。

公務員コースでは、各自が希望する公務員試験の内容を調べたうえで、長期戦となる試験対策の計画を立てました。とはいえ、受験勉強において悩みはつきものです。今後は模擬試験の結果も見ながら、得点力アップに向けた勉強方法を教職員も一緒にさらに考えていければと考えています。

進学コースでは、経済・経営、教育、社会・福祉、農、芸術、生活科学の6つの系統に分かれて、学校研究を行いました。この授業では、さまざまな学びの入口があることを知ったうえで、各自が進むべき道の検討につなげることをねらいとしています。私たち教職員も視野を広げ、新しい情報を収集し、提供していくのはもちろん大切ですが、大人はあくまで生徒が自身のあり方・生き方について考えるヒントを与えるのであり、ここで得た気づきや学びを、新たな行動につなげてくれることを期待しています。

この授業を通して生徒たちが感じたことを、Classiを活用して記録していますが、そのコメントの中に、少しずつ変化や成長を見ることができます。今後の学校研究と入試研究でさらに現実を知ると同時に、それを打ち破るモチベーションを高めてほしいと思います。

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