日々の実践

元フットサル日本代表主将・北原さんと交流しました

9日(水)、2年生のHRにおいて北原亘さん(㈱Criacao)の講演会を実施しました。

北原亘さんは、フットサルFリーグの名古屋オーシャンズで9連覇を達成(そのうち6年間は主将として活躍)され、FIFAフットサルワールドカップにも2度出場されているフットサル界のレジェンドです。

講演会では自分を信じることの大切さ、OKラインをゆるくして、101%の努力を続けることの大切さをご自身の経験から話しをしていただきました。

2年生は部活動や生徒会活動、寮生活などにおいて学校の中心としての活動が増えてきている中で、主将としてチームをまとめてきた北原さんのお話は、参考になることが多く、熱心に耳を傾けていました。

放課後は、有志とのフットサルの交流試合もしていただきました。

本校には、サッカー部(かつてありました)もフットサル部もありませんが、休日には寮生がグラウンドでサッカーをする姿を見かけます。そんなサッカー、フットサル好きの有志が15名揃いました。

生徒チーム2チームと教員チームでフットサルマッチです。(教員チームに北原さんに入ってもらいました。絶対に負けられない戦いですからね。教員ずるい!)

テクニック、シュートスピード、元プロのプレーに最初は目が追いつきません。そんな北原さんのプレーに魅了された1.5時間(あっという間!)でした。終了後に「次回の球技大会は絶対フットサル!」の声も上がるなど、サッカー、フットサル好きな生徒にとっては充実した夢の時間となりました。

2年1組 田谷航太郎さん
講演会では北原さんに「自信」についてお話していただきました。今まで自分のやっている地域活動や日々の学習に自信の持てていなかった私には、とても充実した1時間でした。私は地域や学校で学んだ知識を「間違って覚えているかもしれない」と思い、なかなか日々の生活で活かすことができていませんでした。そのような私に、北原さんの「自信」という言葉が心に刺さりました。北原さんたち日本代表が自分たちの力を信じて決勝トーナメント出場を果たしたのと同様に、私が今までノートにメモして繰り返し覚えてきたものが間違っているはずなく、信じていいのだと学びました。
また、放課後の交流試合では北原さんがなぜ自信を持てるのかが分かる出来事がありました。それは北原さんのシュートです。相手に囲まれているにも関わらず、足を振り切り、ゴールの隅に決めたプレーは一瞬でした。北原さんはスーパーボールで練習し、人一倍努力したと言います。なので、あのような環境で自信を持ってシュートが打てたのだと考えます。私も小学校からサッカーをしてきましたが、努力の量が違うなと感じました。
今回学んだことは、自分の力を信じること、そして信じるためには努力を絶やさないことです。この学びを活かし、日々努力をしてそれを信じる。そうやって自分をレベルアップさせていきたいです。
北原さん、講演や試合の機会を与えてくださった皆様、ありがとうございました。

 

北原さんは、数年前から海士町で活動しているフットサルクラブ「蹴球一家」の皆様と交流を持たれており、今回はそのご縁で来校が実現しました。「蹴球一家」の皆様、貴重な経験をさせていただきありがとうございました。

北原さん、㈱Criacaoの皆様、ぜひまた遊びに来てください。ありがとうございました!

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