グローバルな挑戦

3月15日(水)、16日(木)にEnglish Dayを開催しました

3月15日(水)、 3月16日(木)にEnglish Dayを2年生(昨年度時点)対象に2日間行いました。

2年生は年度当初、研修旅行でシンガポールに行って夢探究の授業の内容を英語でプレゼンテーションをする予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響のため、断念せざるを得ませんでした。2年生はコミュニケーション能力が高く、英語学習に対しても積極的な生徒が多い学年です。英語が苦手だと思う生徒も、周りの友人と協力しながら頑張る雰囲気があり、ぜひとも海外の方と英語でのやり取りをする機会を作りたいと英語科として思っていました。

 

内容は以下のとおりです。

Day 1・・・対面形式

1時間目:グループごとに英語を話せるアドバイザーをつけ、翌日のリハーサルを2ラウンド実施。アドバイスを受ける。

2~4時間目:ALTによるワークショップ実施。それぞれ20分のゲームを考え、生徒はすべての場所に立ち寄る。

Day 2・・・オンライン形式

APU(立命館アジア太平洋大学)の留学生40名とオンライン交流。ZOOMのBreakout room機能を使ってやりとりを行う。1ルームにつき、本校は3人1グループでAPU生は2名。事前にGoogle slideで自己紹介、クイズ、ショートプレゼンテーションを作っておいて、原稿を見ずに話す。その後、Topic conversationを行い、与えられたTopicに対して話をしていく。

※ファシリテーターは本校の生徒

 

Day 1は1~4時間目を使って、対面形式でALTとのやりとりを中心に行いました。島前地区のALTや元ALTに学校に来てもらいました。1時間目はALTや本校教員の他に、JICAスタッフや学習センタースタッフ、魅力化スタッフのみなさんのご協力のもと、なんとか1グループに1名の指導者に入っていただき、指導者の方にも生徒と同じスライドを用意してもらって、翌日のオンライン交流に向けての最終リハーサルをしました。2~4時間目はALTの先生方が考えられたワークショップを楽しみました。生徒たちはとても盛り上がり、グループによっては立ち上がって授業に参加していました。英語を話すことが楽しいと言っている生徒がとてもたくさんおり、どの生徒も顔が輝いていました。先生方もゲームに参加されて楽しんでおられました。

Day 2では、オンライン交流を行いました。前日のリハーサルもあって、緊張しながらも英語でやりとりをしようと頑張っている姿が見られました。時にはグループ内で助け舟を出したり、スマートフォンで辞書を使ったり、端末で調べて実物を見せたり…となんとかして言いたいことが伝わるように工夫していました。20分を1区切りとし、3回メンバーを変えて同じことを繰り返しました。同じことを繰り返すことで、徐々に自信がついてきたようで、休憩時間に自分たちで振り返りをして次に備える様子も見られました。高校生ファシリテーターは時間をみながらグループメンバーが上手に話せるように進行をしていました。オンライン交流後には、「難しいけれどおもしろかった」、「達成感でいっぱいです」、「意外と伝わりましたー!!」などと喜びを伝えてくれる生徒もいました。そして、振り返りの時間を取り、アンケートをとおして自らの取り組みや気持ちの変化に目を向けることができました。アンケート結果から、「英語をもっと勉強したいと思った」と思う生徒たちが90%を超えており、English Dayの事前と事後の英語学習への意識が変わったと全員の生徒が答えており、良い取り組みになったと感じました。

生徒のみなさん、素晴らしい時間でしたね。英語学習は楽しみながら毎日やっていきましょうね。また次回をお楽しみに。

ご協力いただいたALTの先生方、ボランティアで来ていただいたJICAや魅力化スタッフのみなさま、APUの留学生のみなさま、本当にありがとうございました。

 

また、最後に3月で辞職された本校ALTのDave先生のお見送りをしました。

DAVE先生、これまでありがとございました。新天地でも頑張ってください。

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