グローバルな挑戦

グローバル探究(ブータン)渡航レポート第5弾をお送りします

ブータン5日目、バスで移動し、Pakshikha高校を訪れ、探究活動中間発表に参加しました。

ブータンの高校では、ウォーミングアップとして参加者全員でダンスをする機会が多くあり、この日も輪になって、ブータンの音楽に合わせてダンスをしました。

Pakshikha高校が取り組むテーマは「Echo tourism 」。地元の湖を観光資源にすべく、インタビューを行ったり、フライヤーやビデオを作成したりと、役割分担をしながら探究に取り組んでいました。

ここまで三校の高校を訪問し、全ての学校で探究に関するプレゼンテーションを見学しましたが、その全てが英語でのプレゼンでした。最初の頃は、リスニングも、その後の質疑応答でのスピーキングも、分からないことが多くありましたが、最後には集中して話を聴き、自分から質問をぶつけることのできた生徒もいました。

 

午後は、高校付近の村でインタビューを実施しました。

Pakshikhaの村で生まれ育ち、ずっと村で暮らしている方々には“コミュニティ”という言葉自体が伝わりづらく、自分たちの当たり前を問い直す機会となりました。

その後、Pakshikha高校の女子寮でもインタビューを実施。寮に到着すると、瞬く間に生徒たちに取り囲まれ、熱い歓迎を受けました。予定になかった寮見学ツアーを生徒たちがしてくれ、たくさん写真を撮り、最後は私たちが見えなくなるまで、日本語で「サヨナラ」を言いながら見送ってくれました。

夕方、Pakshikhaの町から空港付近の町パロへ移動しました。ガイドのドルジさんが用意してくださったキャンプファイヤーを囲みながら、ブータンで今が旬の松茸をみんなで焼いて食べました。

最後にはひとりひとりが、このブータン探究の振り返りをスピーチしました。

 

思い切ってチャレンジしてみること、異文化に触れることで「日本」を捉え直すこと、英語を学ぶこと、それぞれの大切さを噛み締めながら、ブータン最後の夜を過ごすことが出来ました。

 

翌日、生徒たちはパロにある空港を出発し、無事日本へ帰国しました。

今回ブータンで得た様々な経験をもとに、今後も島前地域にて探究活動を続けていきます。

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