グローバルな挑戦

グローバル探究(ブータン)渡航レポート第4弾をお送りします

ブータン4日目、島前校チームはChukha Central Schoolで、これまで島前で取り組んできた探究活動のプレゼンに英語で挑みました。

島前校チームの探究テーマは、

「地域との距離が近いことは幸せにつながるのか?」

 

プレゼンでは、このテーマにたどり着くまでの経緯や、海士町での実践(まるどマーケットでのインタビュー実施)、ここまでの学びなどを発表しました。

生徒たちは、ブータン渡航前からスライド作りやプレゼンテーションについて何度も練習を重ねてきました。その成果もあり、発表本番は緊張しすぎず、ブータンの高校生たちに自分達の取り組みを伝えることができました。

ブータンの高校生や先生からは、「どのようにスケジュール管理をしてきたのか?」という質問や、「高校生が自ら積極的に地域に出て行くフットワークの軽さが、ブータンとは異なる」といったコメントがありました。その後の振り返りでは、「なぜ島前ではこんなに地域活動が活発で、地域の方々も高校生の活動を見守り、応援してくれるのだろう?」という問いでディスカッションが盛り上がりました。歴代の島前校生たちが地域に出て島の方々との縁をつないできたこと、寮のなかでは「三度の礼」など地域の方々への接し方が代々引き継がれていることなどが話題に上がり、これからも大切にしていかねばならないことを心に刻みました。

その後は、仲良くなった高校生たちとの別れを惜しみながら、Geduという町へ向かって出発しました。

到着後は、お寺を見学したり、Local Marketで探究活動としてインタビューを実施し、Geduではコミュニティのつながりが深く、生活のためにも助け合いを大切にしていることが分かりました。

明日はGedu HSSにて生徒の探究活動ワークショップに参加します。

ブータンに滞在するのも残りわずかですが、貴重な機会を充分に活かせるよう、明日以降も頑張ります。

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