グローバルな挑戦

グローバル探究(ブータン)渡航レポート第3弾をお送りします

3日目の今日は、Chukha Central Schoolのワークショップに参加しました。

Chukha Central Schoolでは、高校生たちが今年の4月から ”To promote local marketing to compete globally” というテーマで探究活動に取り組み、地元の食材を利用したレストランを開くことを目指しています。今回は、中間の実践活動としてミニレストランを開き、地元のオーガニックポテトをつかった料理を出品します。それに対し、本校の生徒は、海士町から同行した吉井玲香さんと共に、海士町の食材とブータンの食材を使った日本食を販売することに挑戦しました。

本校の生徒が作った Japanese Plateのメニュー

・かき揚

・じゃがいもとアラメの煮物

・ばくだんおにぎりwithこじょうゆ味噌

・アカモク入り味噌汁

・大根の漬物

・白波

・ふくぎ茶

2時間半足らずの準備時間で50食以上を用意するのはとても大変で、普段寮の食事を毎日大量に作ってくださる寮母さんへの感謝を肌身で感じながら、作業を進めました。時間に追われ、てんてこ舞いでしたが、日本人チームで力を合わせ、なんとかレストランのオープン時間に間に合わせることができました。

いざレストランをオープンすると、日本チームの前には大行列ができました。

一番の人気は「ばくだんおにぎり」でしたが、ふくぎ茶や煮物に入っているアラメも好評でした。

一日の初めには、「自分たちの語学力では、きっと会話は難しいだろう…」と不安をあらわにしていた本校の生徒たちでしたが、同じキッチンで料理を作るブータンの高校生と半日も経たないうちにすっかり打ち解け、お互いの高校生活や文化の違いについて話に花が咲いていました。

生徒たちは今日一日を通して、自信のなさや不安を抱えながらも一歩踏み出してみることで、想像以上に世界が広がることがあるのだと、実感できたのではないかと思います。

明日は本校の生徒による英語のプレゼン発表日です。これまでの準備の成果を発揮できるよう、力を尽くそうと思います。

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