グローバルな挑戦

2年生研修旅行2日目の様子をお伝えします。

今日は朝からマイナス3℃で、肌を突き刺すような寒さでした。朝食はバイキング形式で、どの国の人にも合うように用意されており、その食材の多さに驚いている人が多くいました。

午前中はバスで移動しながら、歴史と異文化理解を深める研修を行いました。はじめに訪れたのは景福宮です。景福宮は李氏朝鮮時代の歴代国王の王宮です。約200年の朝鮮時代の政治の中心地として長らく繁栄した場所を訪れました。都会的な街の中に伝統的な建築物が残っている様子がとても印象的でした。その広大さと当時の建築技術の高さに誰もが圧倒されました。

次に民俗博物館に行きました。韓国人の一生や日常生活を知ることのできる様々な資料が展示されていました。異文化とは言いつつも、日本と似たような文化もあり、隣国との関係の強さを改めて感じることができました。

最後に、国立中央博物館に行きました。三階建ての建物で、1階は韓国の古代〜現代の歴史、2階は韓国の文化史、3階は世界の歴史についての展示がありました。最新の技術を駆使して映し出される歴史的な資料・絵画・陶磁器などに韓国の歴史の奥深さを感じることができました。

昼食はプデチゲでした。明洞の真ん中にあるお店ですが、バスの運転手さんは狭い道をうまく通り抜けて私たちを目的地につれて行ってくださいました。お昼から辛いプデチゲを食べて体を温めました。韓国ではメイン料理のほかにたくさんのサイドメニューがあります。生徒はあっという間に食べ終わりました。

昼食を食べ終わった後、班別自主研修に行きました。生徒たちは寒い中いきいきとした表情をしていました。グループメンバーと行き先を事前に決めて、目的地を探しながら夜まで楽しんでいました。通りには屋台が何件もあり、食べ歩きをたくさんするグループもいれば、エステグッズを買いに行くグループもいて、それぞれが韓国という国を肌で感じていました。

20:30の点呼終了時にどこに行ったか、何したのかを誰もが楽しそうに話してくれました。それほど充実した期間を過ごしていたようで何よりです


明日はヘソン国際コンベンション高等学校との交流と、韓国の各家庭にホームステイを実施します。寒い日が続きますが、それを吹き飛ばすパワーで明日も頑張ります。

 

この記事をシェア