日々の実践

23日(木)、1年夢探究で「ニホンミツバチの復活」について探究しました

23日(木)、1年生夢探究でゲストトーク第二弾(家庭科×英語×西ノ島町)を実施しました。

今回のテーマは、「ニホンミツバチの復活」です。

生徒は事前に参考資料を読み、以下の3つの問いについて考え、授業の中でもグループで深めていきました。

問い①ニホンミツバチ×自然環境

ニホンミツバチは、どのような自然環境を好んで生息するのか?また2013年の時点で、島前地域で西ノ島にだけニホンミツバチが生息していたのはなぜか?(島前三町村の土地理由の違いにも着目して考えてみよう) 

※ちなみに2013年から海士町や知夫村でもニホンミツバチの復活プロジェクトが始まり、現在は実際に養蜂や販売が行われている。

問い②ニホンミツバチ×西ノ島のまち

西ノ島でのニホンミツバチの復活によって、西ノ島のまちや、活動に関わった人たちにはどのような変化や影響が生まれたか?

問い③ニホンミツバチ×探究

なぜ、安達さんや柴田さんはニホンミツバチの飼育や養蜂をこれまで続けてきたのか?(どのような原動力や想いがあったのか?)

【参考資料】ニホンミツバチについての資料・文献(夢探究I)

今回は、西ノ島町から、ニホンミツバチの復活を手掛けた安達和良さん、その孫弟子にあたる柴田照輝さんをゲストにお招きし、それぞれの問いに対して、グループで立てた仮説をゲストトークで検証していきました。

ゲストトークでは、安達さんからニホンミツバチ復活にかけた想いや背景・工夫などをお伺いし、柴田さんからは、養蜂を始めてみての気づきや工夫などをお伺いしました。

 

生徒からの質問の時間では、

「蜂蜜はどんな周期で収穫できるのですか?」

「西洋ミツバチと東洋ミツバチの違いはなんですか?」

「そもそもなぜ蜂は蜂蜜を作るのですか?」

など、様々な質問が出ました。

 

今回の問い-仮説-検証を終え、授業の最後には、今日の学びについて振り返りを行いました。

振り返り中には、なんとニホンミツバチが教室に入ってきて、第3のゲストとなりました。

授業後には、生徒がゲストを囲む様子が見られ、養蜂への興味が一層増したようでした。

 

教科×地域の授業づくりは、我々教職員にも新しい学びがあります。引き続き、教職員も探究をしていきたいと思います。

 

安達さん、柴田さん、ご協力ありがとうございました。

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