日々の実践

今、3年生選択科目の「リベラルアーツ」が盛り上がっています

8日、選択科目「リベラルアーツ」で3回目のディベート授業が実施されました。

 

「リベラルアーツ」ではSDGsの概論を経て、生徒たちが設定した”唯一解が簡単には見つからない問い”に対してディベート形式で理解を深める授業をしています。

 

ディベート3回目の今回は、
・企業は終身雇用の枠を増やすべき?

・消費税を25%までに引き上げるべき?

・ガソリン車を廃止するべき?

・学校での成績評価をやめるべき?

 

といった問いに対して3人一組のチームで情報収集、分析を行い、ディベートに向けて理論の展開順に工夫を重ねていきます。

このディベート形式の授業、取り組む問いは変わってもディベートの回を重ねるごとに生徒の真剣さや情報活用力、表現力の成長を感じます。

 

1回目は収集した情報をぶつけるだけだったのが、2回目からは相手の理論展開や視点を予想した上で情報収集を行い、3回目には聴衆に訴えかける主張演出が展開されたり、主張するだけでなく問いを投げかける姿も見られました。

雇用形態、消費税、車と環境、成績評価など生徒たちの今とこれからに関わってくるトピックであること、ディベートのゲーム性が生徒たちの学習に火をつけているのかもしれません。

 

実は生徒のチームだけでなく先生チームも参戦しています。

2回目のディベートで痛恨の1敗を喫した先生チーム。今回は社会科教員を巻き込み終身雇用の是非について白熱したディベートを展開していました。

回数を重ねる度にディベートに向かう姿勢が高まり、上手くなっている姿を見て、頼もしく思いました。

 

来週からは、新しい取り組みが始まります。そちらの取り組みでも、生徒の力がつくように支援していけられたらと思います。

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