教員・コーディネーター

19日(木)、化学(吉岡先生)×社会(校長先生)のコラボ授業を行いました

19日(木)、化学×社会のコラボ授業(教科横断授業)を行いました。

授業者は、化学の吉岡先生と社会の校長先生です。

 

この日の授業の問いは「科学者は世界を救ったのか?または救っていないのか?」でした。

生徒はグループに分かれ、化学や社会の教科書や資料集なども見ながら考察していきました。

 

グループ発表では、

・救った。ノーベル賞ができたことで、また新しい科学技術が発展したから。

・(倫理観は置いといて)救った。活用の仕方を置いといて、人類の発展に寄与する技術発展があるから。

・救った。E=mc2は、その後に大きな科学技術の発展に寄与したから。

 

などがありました。

発表後、校長先生からは、「歴史や倫理の観点から見れば、一概に良かったものとは断言できないともいえる。様々な角度からの観方・考え方が重要だ。」というコメントがありました。

 

最後に、授業者である吉岡先生から、この授業をしようと思った背景が語られました。

吉岡先生はこの夏、ラオスに越境学習をしに行きました。そこで見た浄水所での日本の技術活用の現場、また、未だ残る不発弾処理の体験をし、科学技術をどう活用するのか、私たちはそれをどう捉えるかが重要。と思ったそうです。

 

教員が越境し、自ら感じた経験談をもとに設計された授業に、生徒は終始前のめりの様子でした。

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