教員・コーディネーター

17日(日)、学び共創フォーラム「先生のマイプロとは?」を開催しました

17日(日)、本校と隠岐島前教育魅力化プロジェクトの共催で、学び共創フォーラム「先生のマイプロとは?」を開催しました。

※これは、本校が文部科学省から指定を受ける、地域との協働による高等学校教育改革推進事業に掲げる「伴走者フォーラム」の位置づけでもあります。

 

フォーラムでは、東京都の聖学院中学校高等学校から佐藤充恵先生(理科)、高知県の高知県立高知国際高等学校から佐野武先生(数学・理科)、海士町から海士町立海士小学校の曽田朱里先生をゲストに迎え、本校の佐藤剛先生(保健体育・男子バスケットボール同好会顧問)、小林顕史先生(数学・教務部長)も登壇しました。

 

フォーラムでは、「先生たちが実はやっている挑戦・探究(マイプロ)」について事例発表がされました。その発表の中には、本校が今年度から掲げているスローガン「失敗を共に称え合う学校」になっていくための「踏み込み(失敗を恐れずに挑戦すること)」と「振り返り(失敗を失敗のまま終わらせない振り返り)」が盛り込まれ、それぞれのゲストの先生が日常で行っている挑戦や探究、工夫が発表され、その過程での失敗や学びについても発表されました。

(本校の男子バスケットボール同好会について、生徒のモチベーションとスキルアップを同時に磨く手法を探究し、練習に反映させる事例を話す佐藤剛先生)

(「地域が大好きな子どもになってほしい!」という想いを持って教員になった海士小学校の教員になった曽田先生が、参加者にアイディアを求めてイベントが盛り上がりました。)

 

全体発表後には、一般財団法人地域・教育魅力化プラットフォーム理事・会長(兼本校の学校経営補佐官)水谷智之氏よりコメントをいただきました。

(発表にコメントする水谷氏)

発表後には、参加者との対話の時間や放課後タイムが設けられました。

当日は、70〜80名の全国の教育関係者、島前教育関係者、本校の教職員、生徒、保護者、卒業生が参加し、フォーラムは盛大に盛り上がりました。

 

イベントの発端は、本校の先生(小林先生)との雑談。先生たちにも「実は」日常の中で挑戦や探究していることがある。しかし、「人に頼りにくい」「自分がやっていることなんて」など、それをあまり人に口外しにくい。という話がありました。大きな挑戦でなくてもいい、日常にあるその小さな挑戦や探究を周りの先生や生徒と気軽に共有し、探究を続けることで、もっともっと良いものができていくのではないか?という会話でした。

 

今回のように、日常の中で「実は」行われている挑戦や探究を周りの仲間と共有し、お互いに刺激し合って、共学共創し、「失敗を共に称え合う学校」に向けて、本校も進んでいきたいと思います。

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