インタビュー特集

卒業生インタビュー(尾木草輔さん)

今回は、本校の卒業生であり、現在教育実習中の尾木さんにインタビューをしました。
担当は、魅力化インターン渡邉葉奈です。

尾木草輔さん
卒業生(東京都出身)/獨協大学 法学部 4年(取材時現在)
地歴・公民の教育実習のために再び島前へ。

全国・全世界に友達がいるってすごい

島前高校の良いところってみんなが各地に散らばっているところだと思います。大学の友達の話を聞いてると、ほとんどが地元の友人みたいな一部地域の交友関係しか持っていなくて。島前高校では色んな所から来た生徒がいて、卒業後も色んな所に行くという選択肢を持っているから、全国各地に友達がいます。この前も、バイト休みになったから久しぶりに福岡行こうと思って、チケット買って、福岡にいる島前高校時代の友人に「車出してもらえる?」って頼んで行きました(笑)。島外生とも島内生とも色んな場所で会ってます。

そういえば、去年のワールドカップ日本対コスタリカ戦は、コスタリカから島前高校に留学に来ていたエイタンとズームつなげて一緒に観戦しましたよ。全国のみならず、全世界に友達が出来る高校ってすごいなあと思います!

寮生活で学んだこと

島前高校時代の経験で、今も役に立ってるなと思うことは寮生活です。

僕は島前高校に入学するまでドイツで生活していたので、最初は文化の違いに戸惑いがありました。学校だけなら軽い付き合いで過ごせても、寮生活は24時間一緒です。僕も生活するうえで、思っていることや言いたいことが出て来て、その時に、「それ違うと思う」ってハッキリ言っていたんですね。それが悪いとも思っていなかったし、ドイツではそれが普通でした。でもみんなからすると「なんだあいつ」って。自己主張が強いやつと思われて、嫌われていく、話も聞いてもらえない、一人になっていく、どうしようと思ったときに「あ、日本では違うんだ。言い方を変えないと」と気付きました。例えば意見をいう時も「すごい良いと思うんだけど、僕はこう思っていて。どう思う?」みたいに下から入る様にしたり、スタイルを日本仕様にしました(笑)

どうやったら伝わるんだろう、どういう行動をしていたら響くんだろう、というのを沢山考えていて。そしたらチームで活動する時にも、どの立場に自分がいたらチームが上手くいくのかを意識しながら動けるようになりました。色んな人と協力するには、自分の意見を変えないことより自分の意見を聞いてもらえるように変える必要がありますが、これは寮生活で色んな所から来た人と長い時間を共にしないと分からなかったことだと思います。まあ今も主張が強いと言われることはあるんですけどね(笑)

生徒のしたいことを押し出すことのできる教員になりたい

大学は法学部ですが、教職課程を取っていて、そこで自分に変化が起きました。

勉強をすればすべてうまくいくよという風潮は、それがしっくりくる子もいれば、そうじゃない子もいると思います。例えば、家庭の貧困によって勉強する機会が持てなかった子どもと、裕福で両親も勉強に積極的な家庭の子どもと、生まれ育った環境によって教育格差があります。教員は立場的には勉強を教える仕事だけど、その勉強がどうしても苦手な子もいます。本人が楽しい、頑張りたいと思って勉強をしているなら、それを応援すべきだけど、それ以外の部活や活動を頑張っているならそれも応援したいと思うようになりました。

どんなところで先生になったとしても、「勉強第一」が全てではないと理解したうえで、個々の生徒の強みをサポートしたいです。

 

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