日々の実践

第1学年 大学・企業見学を行いました(初日)

11/15(水)、16(木)に、1年生が島根県松江市にある大学や企業を見学しました。
初日は三菱マヒンドラ農機株式会社を見学しました。三菱マヒンドラ農機株式会社は、トラクタ、コンバインなどの農機を作り、農業を通じて、より豊かで調和のとれた人間社会の実現を目指している会社です。最初に会社の概要を説明していただいた後、2グループに分かれ、会社の具体的な説明や施設内見学を行いました。まず、会社説明では、三菱マヒンドラ農機株式会社が設立した背景、製造している農機名やその特徴などを教えていただきました。また、農機を外国に輸出している、外国人雇用者も多く在籍しているなど、多様性を重視し、グローバルな視点を持って展開していることも強調されていました。

 

 

 

一方、施設内見学では、分業でトラクタを製造する過程や、それによって完成したトラクタを実際に見ることができました。実際に製造している場面を見る機会は少ないので、貴重な体験をすることができました。最後に、クイズ大会を行い、楽しみながら全体の振り返りをすることができたとともに、豪華賞品を獲得した生徒もいました。

 

 

 

生徒からは、「工場の中はとても印象に残っており、全体的に機械で作業をしている印象でしたが、よく見てみると人が作業をしており、一人一人が卓越した技術を持っているからこそ滞りなく進めていると感じた。自分の手に職がある人はカッコいいと思いました」「企業見学で、企業の現状や取り組んでいる内容を聞いて、これからの探究に参考にしていきたいと思いました」など、工場見学での率直な思いや職への憧れ、また本校で取り組んでいる探究活動を意識したコメントがありました。グローカルな視点を持っている三菱マヒンドラ農機株式会社の見学が、生徒たちの職業観・勤労観の醸成につながってほしいと思っています。

 

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