日々の実践

16日(水)、地域みらい留学365成果発表会を行いました

16日(水)、隠岐國学習センターで、地域みらい留学365の成果発表会が行われました。

今年度からスタートした地域みらい留学365(別名高2留学)は、別の高校に在籍しながら、高校2年生の1年間だけ他の高校に地域みらい留学をする新しい制度です。

1期生となる今年度は、東京都から林七菜子さん、宮城県から小林京胡さんの2名が本校に365生として島留学していました。

他の島留学生(3年間の地域みらい留学生)とは異なり、1年間だけの島留学生活で、何を学び、何を感じてきたのか、お2人の口から成果が述べられました。

小林さんの発表では、1年間の人生グラフをもとに、この1年間で実行してきたことや、時期によって何を感じてきたのかが述べられました。発表の最後には、1年間かけて取り組んできた、海士町の旧道開拓がついに完成し、そこを歩くイベントの告知がされました。

林さんの発表では、夏のローカル探究で、豊田地区の広報を担当したことについて触れられました。「在籍校では、一生懸命学習に励んでいたが、いつの間にか自分の中で、課題をこなすことが目的になってしまい、なんのために学習をするのかを見失ってしまったが、広報を担当する中で、以前に在籍校で出た課題を活かす場面があり、日々の学習が、生きる力につながっていると感じることがあった。」という話がありました。

 

その他、この島での暮らしを通して好きになったこの島のポイントも紹介され、1年間という短い期間でも充実した時間だったということがよくわかりました。

 

今後、それぞれの道で、この1年間が活きてくることを願います。

 

今年度から全国的にも新しくスタートした本事業ですが、新しい可能性を切り拓いてくれた2人、背中を押してくれた保護者様、サポートしてくれた島親さん、全面的に応援してくれた地域の方々に、改めて感謝いたします。

 

ありがとうございます。

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