日々の実践

16日(木)、地域みらい留学365生発表会を行いました

16日(木)の放課後、隠岐國学習センターにて、地域みらい留学365生の発表会を行いました。

地域みらい留学365は、高校2年生の一年間のみ本校で過ごす制度で、今年度は3名の生徒を受け入れています。

高見澤さんの発表では、「島前は天然水のようで、都会はトロピカルジュースのようだった。」と、都会と島前を比較し、地域の素朴・純粋さの価値に触れながら、同時に、癒しやこれから何にでも変化していける可能性についても語られました。

ご自身も個性的なキャラクターを存分に島前で発揮してくれて、多くの友達と共に濃厚な一年間を過ごしてくれました。

清水さんの発表では、17年間のうちの一年にも関わらず、自分自身に起こった大きな変化について触れられました。発表には、島親さんファミリーもご参加いただきました。

元気のいい清水さんは、周りが見えて、思いやりのある、しっかりものでした。島前で、飾らない自分を出せるようになったと語っていた彼女は、地元に戻ってもますます成長していってくれると思います。

奈良から来た鈴木くんは、ここに来る前までの葛藤と、この一年での語り尽くせない程の思い出について語ってくれました。

3人の中でのムードメーカーでもあり、好奇心旺盛な彼は、小さい子どもから大人まで愛される生徒でした。

 

3人はそれぞれに個性的でありながら、3人が集まるときには抜群のチームワークを発揮するシーンも印象的でした。全く知らない土地の学校に来て、一から人間関係をつくりながら部活や学業に励んだ一年間は、想像以上に大変なこともあったでしょう。それにも関わらず、この一年間を楽しみ、みんなを元気にしてくれた3人と、3人を受け入れてくれた生徒の皆さんに感謝します。

 

3人は、今日の15:15の船で島を離れます。そのときは、どんな気持ちで離れるのでしょうか。高見澤さん、清水さん、鈴木くん、島前に来てくれてどうもありがとう。

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