校長室より

寮関係者の皆さまへ <臨時休校となった場合の閉寮について>

R2.3.1

現在、島根県では新型コロナウイルス感染者が出ておらず、全国で唯一、島根県だけが県立学校の当面の休校を見送っている状況です。しかし、島根県教委の2月29日の通知では、「県内で感染例が判明した場合は、すみやかに臨時休校の措置をとる」としています。つまり、いつ臨時休校になっても不思議ではない状況にあるということです。

仮に新型コロナウイルス感染拡大防止のための臨時休校の措置がとられることになると、寮も同時に閉寮となります。これは寮規程にも定めがあるのですが、一旦寮で感染症が確認された場合、短期間のうちに集団感染を引き起こす危険性があるからです。さらに新型コロナウイルスによる集団感染が起きた場合、この島前地域にはそれに対応する医療機関がなく、また離島であるため、本土の医療機関への移送も困難を極めることから、多くの生徒たちや教職員、島前地域の人たちの命を危険にさらすことになりかねません。

最近「学校は休校になっても寮には居られるようにしてほしい」というご要望をお受けすることがありますが、このような理由から学校が感染症拡大防止のための臨時休校となった場合は、寮も同時に閉寮することとしております。何卒ご理解くださいますようお願いいたします。

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