教員・コーディネーター

職員室の様子をお届けします

職員室の一角にある「共有デスク」と言われる場所から、何やらワイワイと声が聞こえてきましたので、思わず撮った写真です。

そこには、吉岡先生(化学)、山本先生(日本史)、池永先生(国語)、原さん(コーディネーター)がリベラルアーツという学校設定科目の次の授業の打ち合わせをしていました。

今年度の本校のリベラルアーツは、SDGsの視点からあらゆるテーマで考察・探究していく科目です。設計する先生チームも教科が多様なように、授業内容も様々なテーマでディベートをしたり、海士町が行っている海の士(ひと)を育む会と協働してかんこ船プロジェクトやミニボートプロジェクトを行ったりしています。

この日は、SDGsを学ぶ授業のツールとして、カードゲームを効果的に使えないか、ということを、設計チームで議論していました。

「こういう場合にこう使えますよね」「これは盛り上がりますね」など、設計チームが楽しそうに授業をつくっていました。その後、授業の時間になると、いきいきと楽しみそうに授業に向かって行きました。

本校が進めている「第3期隠岐島前教育魅力化構想」には、「活気に満ちた学び続ける職員室」という物語があります。

この構想に描かれているように、授業を設計する大人(教職員)自身も、授業をつくる過程の中で、共に学び合い、楽しんでいることがより良い授業につながっていくと思います。そして、そのように働いていることが生徒にも伝わっていくと嬉しいなと思います。

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