インタビュー特集

卒業生インタビュー ~登坂芽生さん(令和4年度卒業)、松元夏和さん(令和6年度卒業)、田中宏海さん(令和6年度卒業)~

6月15~16日に、APU(立命館アジア太平洋大学)のキャンパス見学会に本校教員2名で参加してきました。15日には、「多文化環境で学ぶとは?心と体と頭の三重奏」というタイトルでワークショップに参加し、異文化を理解することや多様性のあるチームについて参加教員でグループワークをしました。学生の約半数が国際学生(海外からの留学生)であるAPUならではのワークショップでした。16日には大学内で授業や寮のようすを見学させてもらいました。キャンパス見学とは別に、本校からAPUに進学している卒業生と再会し、以下の3名にインタビューをすることができました。

〇登坂芽生さん(写真左、令和4年度卒業、アジア太平洋学部3年生)

〇松元夏和さん(写真中、令和6年度卒業、アジア太平洋学部1年生)

〇田中宏海さん(写真右、令和6年度卒業、国際経営学部1年生)

 

Q.今の大学と学部をどうやって選んだの?

(夏和さん)

もともと教育と国際関係に興味があって、大学はリベラルアーツ系を探していました。別の大学を第一志望にしていて、目指していたんですが不合格になって、APUに進学しました。島前高校で全国から生徒が集まる環境によって自分の視野が広がったため、全国にとどまらず世界中から生徒が集まるAPUならより自分の視野を広げることができると思いました。APUでは海外から進学する人も半分近くいて一緒に寮生活をしたりするので、それも楽しそうだと感じました。

 

Q.サークルやバイトなど、学生生活はどんなことしているの?

(芽生さん)

GASS(Global Admission Student Staff)というサークルに入っていて、オープンキャンパスなどの運営や、学内にゲストが来るときの対応をしていました。しかもバイト代がでます。現在は半年間休GASS中です。

バイトは3つ掛け持ちしていて、学生だけで運営しているレコードバーでのバイト、スピカっていうセレクトショップの店員、友達が経営しているカフェにチーズケーキをつくっておろしたりもしています。3年生なので、もちろん勉強も就活もしていますよ!今年度はインターンもする予定です。

こないだは別府市内の映画館の地下にあるホールを借りて、「OUR HOLIDAY」というデイイベントを開催しました。好きなことをしている人たちを集めて「週末をみんなで過ごす」というコンセプトです。出店者は30名ほどで、飲食やアート、古着やDJ、ライブなど様々で、出店者来場者は160人ほどいました。キヨとトキ(高橋恭介さんと松岡都祈さん、いずれも島前高校時代の同級生)が出展してくれたりもしました。

 

〇同級生はどんな人がいるの?

(宏海さん)

島前高校ほど自由なひと(ぶっ飛んだひとという意味)はいないなって思います。例えばカンボジアに進学したひとや、雨降っている日も関係なく毎日自転車に乗り続けている人みたいなぶっとんだ人には今のところ会っていないですね。

APUにもいろんな人がいますよ。でも箱に入っていた人が多い感じがする。これが(世間一般の)高校生なんだなって思いました。自分たちは通常の枠からはみ出していたんだなって実感しました。

 

〇寮生活はどんな感じ?島前高校の寮とどう違う?

(夏和さん)

今(APU)の寮は住むところって感じがします。鏡浦寮では点呼とかみんなで関わる時間が毎日必ずありました。今の寮は点呼とかもなくて、月に一回キッチンを掃除するくらいです。留学生とのシェア部屋もドアで仕切ることができて個室みたいになります。今思うと鏡浦寮が恋しいです。一人になれることもなかったけど、鏡浦寮は4人部屋だったから孤独を感じることはなかった。

 

〇もう一度島前高校に戻ってやり直せるなら、何か変えたい?

(芽生さん)

何も変えたくないなと思います。今得ているものをそのまま学びたい。ただ、コロナ真っ只中だったから、3年間ものすごく狭い空間にいたのだと今になって思います。そう考えると長期休みには海外に出ておきたかったです。3言語目(芽生さんは現在韓国語を勉強中のようです)を高校から勉強しておいたら、コミュニケーションの幅が広がっただろうなと思います。

 

(夏和さん)

今思うと高校3年間がターニングポイントだったなと思います。その中でも地域共創科での活動に心残りがありますね。大野さんからは「自分の可能性に蓋をするな!」っていつも言われていたんですけど、発表とかしても心のどこかで「高校生だからこのくらいでしょ」と思って活動していた気がします。その枠を取っ払っていたらもっといろいろできたなと思います。私は1個1個の活動の質を重視してやっていたから、実践回数が少なくて島の特定の地域での活動になってしまいました。本気でやればもっと日本とかに広げてできたと思います。地域共創科の後輩には、やってる感で終わってほしくないと思っています。

 

(宏海さん)

特に削ることはないです。あまてらすプロジェクトもやりたかったことだし。しいて言うなら、地域共創科のプロジェクトをもっと早く始めたかったですね。早めに決めればよかったけど自分は決めるのが遅くなって11月とかになっちゃって…。そこから2カ月くらいで頑張って追いついたんですけど、早く決めてたらもっといろんなことできたのになぁと思います。高校時代に島前病院行ったときに、「港から病院までの移動手段考えてほしい。」と言われたことがあって、時間があったらそれもできたなとか思います。それが悔しくて、人知れず今考えてたりするんですけどね。また島前に帰ったときに実践しようと思っています。

 

(インタビューを終えて)

表情良く大学生活を送っているみたいで良かったです。島前高校で学んだことが進学先でも活きていることが分かりました。3人とも高校時代からさらに進化している感じがあって言葉や説明がよりリアルに説得力がある印象を受けました。今後も健康に気を付けて、様々な分野で活躍してくれることを願っています。3人ともお忙しいところ時間を取ってもらいありがとうございました。ちなみに芽生さんと夏和さんはAPU見学会の在学生対話会でもお世話になりました。重ねてお礼申し上げます。

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